Insects as Food
なぜ昆虫食なのか
昆虫は
環境への負荷が小さく
タンパク質が豊富な
スーパーフード
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人口増加に伴う
タンパク質不足と
資源消費の問題
現在世界人口は76億人で、9人に1人は飢えに苦しんでいると言われています。さらに2030年までに86億人、2050年には98億人に達すると予想されており、2030年には世界のすべての人に必要なタンパク質を確保できない状況(タンパク質クライシス)になると予想されています。
増えつつある食肉需要も、増産により供給が追い付けば問題はないのでしょうか?
いいえ、牛・豚・鶏などの家畜は資源を多く消費し、地球環境に与える負荷が大きいという問題があります。
牛肉1kgを生産するために必要な水の量は15,400リットル。農作物の約半分が飼料用となり、そのための農地開発などで環境破壊も起こっています。畜産増強に走るだけではサスティナブルな未来をつくることが難しいのです。
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こうした中で、国連食糧農業機関(FAO)は、牛、豚、鶏などに代わる動物性タンパク源として2013年に昆虫を推奨する報告書「Edible insects – Future prospects for food and feed security」をリリースしました。
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食用生物別の環境負荷では
昆虫が圧倒的に小さい
成育する際の排出温室効果ガス量、必要なエサや水の量、飼育するために必要な土地といった環境負荷は、コオロギは一般的な家畜に比べて極めて小さいという特徴があります。
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昆虫食なら
良質なタンパク質や
栄養素を
効率的に摂取できる
コオロギは100gあたりのタンパク質、鉄分、カルシウムを、牛・豚・鶏と比較して、3倍以上を含んでいます。
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わたしたちが
コオロギを選んだ理由
コオロギは雑食なためエサへの制限が少なく飼料効率が高いため、フードロスをエサとして活用することが可能です。また、産卵されてから出荷できる成虫に仕上がるまでには約35日程度と発育日数が短く、養殖環境の温度と湿度を一定に管理することで年間を通して安定的に生産できます。